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そらげーです。
当記事では、わたしが気になったゲーム関連のニュースを私見交えて紹介していきます。
MicrosoftがZeniMax Mediaを75億ドルで買収。「Fallout」のBethesda、「DOOM」のid Softwareが傘下に
Microsoftは2020年9月21日、「Fallout」のBethesda・「DOOM」のid Softwareといったゲームスタジオの親会社であるZeniMax Mediaを75億ドルで買収したことを発表しました。
この買収によって、以下のゲームスタジオがMicrosoftの傘下に入ることになります。
- Bethesda Softworks
- Bethesda Game Studios
- id Software
- ZeniMax Online Studios
- Arkane
- MachineGames
- Tango Gameworks
- Alpha Dog
- Roundhouse Studios

Microsoftの「Xbox Game Studios」、SIEの「ワールドワイド・スタジオ」とプラットフォームの提供側が開発スタジオを抱え込む動きは加速していく?
これらのスタジオが持つ「Fallout」「DOOM」「The Elder Scrolls」「Wolfenstein」といった強力なIPを手に入れたことで、Microsoftが拡大に注力しているXbox Game Passへの追加に期待が持たれます。
「Fallout 76」が今年の7月に追加されていますが、伏線だったのかもしれません。
開発中、もしくは他のプラットフォームで販売予定となっていたタイトルへの影響は気になりますが、PS5で発売予定となっている「デスループ」や「Ghostwire: Tokyo」に関しては、現状の時限独占契約が優先されるようです。
将来的には、XboxとPCでの提供を基本として、ケースバイケースで検討が行われるとのこと。
Bethesdaのタイトルについての言及でしたが、他スタジオのタイトルでも同様のスタンスを取ることが予想されます。
東京ゲームショウ 2020、インディー選考会「センス・オブ・ワンダーナイト」のファイナリスト8作品が決定
東京ゲームショウ 2020にて行われるインディーゲーム選考会「センス・オブ・ワンダーナイト」にて、応募80作品の中から最終プレゼンテーションへと進むファイナリスト8作品が選ばれました。
- Infini / Barnaque(カナダ)
- カニノケンカ –Fight Crab- / カラッパゲームス(日本)
- Trash Sailors / fluckyMachine(ポーランド)
- First Class Trouble / Invisible Walls(デンマーク)
- Arrog / Leap Game Studios and Hermanos Magia(ペルー)
- ElecHead / 生高橋(日本)
- Nimbatus – The Space Drone Constructor / Stray Fawn Studio(スイス)
- A Space for the Unbound / Toge Productions(インドネシア)

最近は、ポーランドやインドネシア産のゲームを、よく見かけるようになってきた気がします
発売されてから話題となっている「カニノケンカ –Fight Crab-」が選出されてます。
綺麗なドット絵で、公開されてから気になっていた「A Space for the Unbound」もありました。
どれもインディーゲームなだけあって、独特な作品が多いですね。
ファイナリストたちのプレゼンテーションは、2020年9月25日 17時~19時に開催される予定です。
既に販売されていたり体験版が配信されているものもあるので、興味を持てたゲームは遊んでみてはいかがでしょうか。
「SEKIRO」が第23回文化庁メディア芸術祭のエンターテインメント部門優秀賞に選出
世界の107の国・地域から3566作品が集まり、各部門ごとに表彰が行われた「第23回文化庁メディア芸術祭」にて、「SEKIRO: SHADOWS DIE TWICE」がゲーム関連でエンターテインメント部門の優秀賞に選出されました。
選考理由は以下の通り。
静寂。月、風に揺らぐ薄。高台に上がると目に飛び込む夕陽。緊張。勝負、敗北……。挑戦、勝利、そして解放のカタルシス。
名画のような映像美のなか、忍者をリアルに体感できる緊張と快感。小説、映画、時代劇、マンガ、アニメ、特撮といつの世も支持を集め、ゲームでも定番のテーマである忍者。
ミドルウェアなど技術の共有により、各国でハイエンドなゲームが制作されている昨今、日本ならではのテーマ=文化であり芸術をゲームというメディアで改めて世界にインストールした作品だ。
ストイックなゲーム制作で定評のある制作会社が満を持して忍者という定番モチーフに挑み、ゲーム性×世界観のストイシズムの二乗を見事に昇華。究極の「忍びゲー」(忍者ゲーム)で日本のゲームの真骨頂を世界中に轟かせてくれた。ゲームクリエイターとしては嫉妬を感じつつもストレートに賛美せざるを得ない。(時田 貴司)
第23回文化庁メディア芸術祭 受賞作品|SEKIRO: SHADOWS DIE TWICE

高難度がよくピックアップされるフロムソフトウェアの作品ですが、世界観の感じさせ方も優れていると思います
因みにストイシズムとは、禁欲・厳格主義のことだそうです
ストイックの方がイメージしやすいかも
2020年9月19日~9月27日の期間中に、東京の日本科学未来館で開催されている受賞作品展にて、主人公・狼の忍義手のレプリカやキーアートが展示されています。新型コロナウイルス対策とのため、来場には事前予約が必要です。
来場できない方に向けては、後日360°VRカメラの映像を公開予定とのこと。
オーナーのハラスメント行為を機に辞職した「スカルガールズ」開発会社のスタッフたちが新たに「Future Club」を設立
「スカルガールズ」「インディヴィジブル 闇を祓う魂たち」を手掛けたLab Zero Gamesで、オーナーの度重なるハラスメント行為を発端にして起きた開発スタッフの相次ぐ辞職。そのスタッフたちが新しく「Future Club」という開発スタジオを立ち上げました。
プレスリリースでは、会社や従業員、チームの関係について想いが語られていて、今回の事件を通しての決意が垣間見えます。

Twitterのフォロワーが既に1万人を超えていました
経緯が経緯なだけに、応援する人も多いようです
既に新たなIPを開発中とのことで、今後の発表が楽しみですね。